五十肩について

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今日は五十肩について書いていきたいと思います。

ある日突然肩に激痛が走り、肩がうごかせなくなったり、ちょっとづつ痛みがでてきていつのまにか痛くて動かせなくなってる状態になったりするのが五十肩と言われる症状です。

五十肩というのは傷病名ではなく正式には肩関節周囲炎といわれています。

従来は石灰沈着性腱板炎や腱板損傷等も含めて五十肩と言われていましたが、最近では原因の明らかな疾患は五十肩には含まれず、年齢が40歳以降、肩に痛みと運動障害がある、明らかな原因がないといった3つの条件を満たしたものが五十肩と呼ぶみたいです。

五十肩はある程度の期間痛みが続き、ある時に痛みがなくなるともいわれていますが、それまでが日常生活に大きく支障をだします。

その痛みに耐えられずに当院に来院される方も多おられます。

 

 

【五十肩って肩がどうなってるの?】

五十肩は肩周辺の腱や関節を覆っている袋などが何らかの原因で炎症をおこしている状態です。

急性期はちょっとでも動かすと激痛がはしり、慢性期になるとある程度は動かせるが、それ以上は痛くて上げられないといった状態になります。

長期に痛みを抱えていると肩周辺の筋肉、腱、靭帯、関節包などが固まり縮んでしまいます。

(こうなってしまうと回復に時間がかかります)

このようになった方達の体の状態を見てみると、もちろん肩に何らかの異変はおこっているのですが、身体全体も見ていくと大きく歪みがでています。

肩自体が固まっている状態の場合は、肩を施術していかないと回復していきませんが、痛みがあるけど動かせるような場合は、身体の歪みを調整すると痛みがぬけていく事が多くあります。

必ずしも肩自体が悪さをしているとは限らないのです。

 

 

【歪みの影響があるかのチェック法】

・立った状態で片足を椅子などに乗せて痛い肩を上げてみる。

最初は痛い肩と対側の足を椅子に乗せて肩を上げてみる。

次に同側の足を椅子に乗せて肩を上げてみる。

どちらかの足を椅子に乗せて肩が上げやすくなったりしたら歪みの影響があります。

立った状態で前後左右、斜め(右前後の斜め、左前後の斜め)など360度少しだけ重心を変えてみた状態で肩を上げてみる。

大雑把にだいたい8カ所の重心位置で上げやすさを見てどこかで肩が上げやすくなれば重心のずれの影響がある。

 

・鏡の前に立ち自分の骨盤の一番高い所と両股関節の骨のでっぱりの一番高い所に

指を置き、高さの左右差があるか見てみる。

次に高さに左右差があったら骨盤、股関節の低い方に体重が多くかかるように重心をずらして肩を上げてみる。

肩が上げやすくなれば歪みの影響がある。

このようなチェックで少しでも上げやすくなれば歪みの調整で痛みが変わる事が考えられます。

歪みを調整した方が回復が早くなると考えられます。

逆に考えると、歪みを調整しないと肩の施術をしても痛みがとれづらいとも言えます。

注)肩が固まってしまっている状態ではこのチェック法はわかりづらい場合もあります。

 

 

【肩のセルフケア】

・立位で肘を伸ばした状態で肩を上げていき、どこかにのつかまります。

肩関節約90度曲げたくらいの角度です。

その状態でお辞儀をするかしゃがみます。

そうする事で肩を上げた状態になります。

肩周辺が伸ばされて、耐えられるくらいの角度でキープします。(約10~15秒くらい)

 

・次に手を後ろにもっていき自分の腰と背中の間くらいの高さの場所に手をおきます。

(椅子などがいいかもしれません)

その状態でしゃがみます。

そうする事で肩を後ろに上げた状態になります。

また肩周りが伸ばされます。

これを10~15秒キープします。

 

・次に右手にタオルを持ったまま、頭の方から背中に回します。

左手を腰の方から背中に回し、右手に持っているタオルをつかみます。

左手はタオルを離さないように掴んだままで右手を上に上げていきます。

左肩が伸ばされる状態になります。

また10~15秒キープします。

この3方向のストレッチが肩周りのセルフケアとなります。

注)痛い方の肩を、できる範囲でやってみてください。

 

 

【夜寝ていて痛い時の寝方】

仰向けで肘を90度くらい曲げてお腹にのせます。

肩と肘の下に枕を入れて、肩、肘が少し上がった状態で寝てください。

この状態で寝る事で寝ている時の方の負担が減ります。

このようなストレッチ、や寝方に気をつけて生活してみてください。

当院は五十肩にも対応しております。水戸市や水戸市近郊(ひたちなか市、那珂市、鉾田市、小美玉市、東海村)で五十肩でお悩みなら、なぎ整体院にご相談ください。