産後の恥骨痛について

- update更新日 : 2022年11月08日
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今日は妊娠中、産後の恥骨痛について書いていきたいと思います。

妊娠中や産後に恥骨痛でお悩みの方は当院にもたくさん来られます。なかなか恥骨痛がとれない方では恥骨に骨折の跡があったり長く炎症が残ってる方もいます。

 

恥骨痛がでる原因

・骨盤の歪み

妊娠中赤ちゃんはどんどん成長して大きくなっていきます。赤ちゃんが大きくなっていく事で骨盤はどんどん広げられていき恥骨や恥骨周りの筋肉に引っ張られる力や上から押される力が強くなってきます。

骨盤が歪んだ状態で広げられていくと、通常よりも上下左右にかかるストレスが強くなる為妊娠中に恥骨痛がでやすくなります。

出産時にも歪んでいると赤ちゃんが出にくい為、骨盤下部が無理に広げられることになり恥骨離開などのリスクも上がります。

 

・赤ちゃんが大きい

骨盤が歪んでなくてもお腹の赤ちゃんが大きかったりママさんが小柄だったりする事で骨盤が強く広げられるので恥骨痛がでやすくなります。

ただ左右均等な生活をできる方はまずいないので歪みのストレスも間違いなく加わります。

 

・骨盤の形が狭い

骨盤の形によっては最初から帝王切開を選択される場合が多いですが、微妙な形で自然分娩を選択する先生も中にはいると思います。形が狭い状態で自然分娩になると恥骨にかかるストレスは強くなり産後に痛みやすくなります。

 

恥骨痛の対策

・妊娠前から股関節を柔らかくする

妊娠前から股関節の筋肉を柔らかくしておく事で骨盤も歪みにくくなり出産時にも恥骨にかかるストレスを減らす事ができます。

特に内股の筋肉をよくストレッチして足を開きやすくしておくと出産時の恥骨のストレスが軽減されます。

 

・妊娠前から骨盤矯正をしておく

妊娠前から骨盤を整えておく事で、妊娠してお腹が大きくなってきても恥骨へのストレスが少ない状態で妊娠中をすごせます。歪みが少なくても赤ちゃんの大きさやママさんの筋肉量で体への負担のかかりやすさは変わってきますが歪んだ状態よりは少ないストレスでいられます。

 

・妊娠中も産後も骨盤ベルトをする

骨盤ベルトをする事で恥骨の引っ張られるストレスがかかりにくくなり負担を減らせます。

ベルトをしてもあまり痛みが変わらなかったり、じっとしている時も恥骨に違和感、痛みがあるような方は恥骨自体に何かしら炎症を起こす原因があるかもしれないので1度お医者さんにご相談した方がいいと思います。

 

恥骨痛のケア

・妊娠中の場合

妊娠中でしたらマタニティ整体を受けることをお勧めします。整体を受けるのに抵抗がある場合はマタニティヨガなどを試すのもいいと思います。

妊娠中はお腹に赤ちゃんがいて骨盤へのストレスはどんどん増していくので完全に楽になることはなかなか難しいですが、何もしないよりは骨盤への負担は減らす事ができます。

 

・産後の場合

内股の筋肉のストレッチをよくする事です。ここが硬い事で出産時に恥骨へのストレスが強くなり産後恥骨痛が長引く場合が多いです。恥骨を引くストレスが強くかかるのでなかなか恥骨痛がとれません。

体育の授業でやるような伸ばし方でいいのでよく伸ばしてみてください。

ストレッチしてもよくならない場合は骨盤矯正をすることをお勧めします。骨盤を閉める事で恥骨を引っ張るストレスがかかりにくい状態になります。

 

ストレッチをしても恥骨痛がとれない場合は骨盤のゆがみ、ゆるみが強いことが考えられますので産後の骨盤矯正をすることをおすすめします。その際はぜひ水戸市のなぎ整体院にぜひご相談ください。産後ケアの専門院として皆様のお力になります。