腸内環境を悪くするもの

前回はパンの腸に対する影響を書きましたが今回はその他に腸内環境を悪化させることを書いていきたいと思います。グルテンは腸粘膜を傷つけると言いましたが他にも腸内環境を悪化させる要因もいくつかあります。

添加物、長期間の抗生物質、ステロイド、ピルの服用、砂糖、乳製品(カゼイン)カンジダ菌、SIBO(小腸内細菌増殖症)などです。

 

【砂糖】

砂糖がよくない理由としては単糖は重要な腸内細菌を腸内から消し去る働きがあると言われています。その他に砂糖は腸内にカンジダ菌を増やすともいわれています。そしてカンジダ菌が脳にもっと甘いものを食べろと働きかけて甘いものが食べたくなるといった悪循環にもなります。

 

【カンジダ菌】

カンジダ菌というのは真菌(カビの仲間)で常在菌です。ヒトの皮膚や粘膜に存在していて通常の状態なら問題ないのですがカンジダ菌が過剰に増殖してコロニーを形成してしまうとコントロール不能になりいろいろと問題がおこります。長期間の抗生物質、ステロイド、ピルの服用、砂糖、などが原因で増殖すると言われています。

カンジダ菌は棘の様な形で腸粘膜に刺さります。過剰に増殖することで腸粘膜に穴が開きリーキーガット症候群(腸管壁侵漏)をおこすとされています。

カンジダ菌は有害物質でもあるアセトアルデヒドを作ります。アセトアルデヒドはアルコールをとるj事で作られる物質でもあります。そのためカンジダ菌が多いとお酒を飲んでもいないのに2日酔いのような症状がでることもあると言われています。

 

アセトアルデヒドはたんぱく質の合成力を低下させます。(筋肉が落ちやすくなる)

 

【添加物】

添加物に関しては腸内細菌(善玉菌)は合成添加物をきらいます。添加物は腸粘膜を焼くともいわれています。

 

【SIBO】

SIBOは小腸に過剰に腸内細菌が増えてしまう状態です。小腸に過剰に腸内細菌が増えると細菌は未消化のたんぱく質や炭水化物を栄養にして小腸内にガスを発生します。食べるとすぐお腹が張ったり、どんなに痩せてもお腹だけへこまない方は小腸に細菌が増えすぎてガスがたまっていることが考えられます。

 

大腸はもともと腸内細菌が多いのでガスを発生させているのですが、小腸は本来ガスの発生が少ないのでガスに耐えるようにできていません。その為過剰な腸内細菌によりガスが発生すると無理に伸ばされます。食事をとるとガスで膨らんで縮んでを繰り返すことで、粘膜が薄くなり穴が開きやすくなったり(リーキーガット)と本来の消化吸収の力が弱くなってしまいます。

 

SIBOが怪しい方はなるべくガスを発生させないような食事をする事をおすすめします。FODMAP食と検索するとSIBOの方が気を付けた方がいい食事がでてきますので見てみてください。

 

【カゼイン】

乳製品に含まれているたんぱく質ですがこのたんぱく質は分解されにくく未消化のまま腸に入ると腸粘膜を傷つけて炎症させます。

その他に日本人は乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素ラクターゼが体内で作られない人が多いと言われています。乳製品をとるとお腹がゴロゴロや腹部膨満感がでる人は乳糖不耐症かもしれません。

 

腸内環境が悪くて腸に慢性的に炎症を繰り返していると、揮発性毒素が腸から腰の筋肉に浸透して腰痛や急な寝違えなどもだすこともあります。

 

このように腸内環境が悪いとアレルギーがでたり副腎が疲労したりと全身的にいろいろな症状がでます。なるべく腸に炎症を起こさないような食事には気を付けてみてください。