出産後に太る理由

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子どもを出産した後は、太りやすい体質になると言われています。これを「産後太り」といい、多くのお母さんが気にしていることです。ダイエットをして体重は落ちたのに下半身の脂肪が落ちない、と悩んでいる女性はたくさんいます。どうして出産後は、太りやすくなってしまうのでしょうか。

骨盤の開き

一番の理由は骨盤が開いたまだということです。
女性の骨盤は大きく、通常は逆三角形の形をしてまいます。そして、子どもを育てる子宮はこの骨盤に包まれるように位置しています。

子宮から外に出るために通る産道は、骨盤の間を通っています。子どもが通りやすくなるように、骨盤は出産に向けて少しずつ左右に広がっていきます。逆三角形だった骨盤も、出産前には台形の形にまで広がります。
出産が終わると10日ほどかけてだんだんと骨盤は閉じていきますが、現代女性は運動不足による筋力低下や高齢出産などが原因で上手くそれができない方もいます。
骨盤が開いたままになっていると、以下の問題が起こります。

 

内蔵が下がる

産後は骨盤を支える骨盤底筋と言う筋肉がゆるんでいます。骨盤底筋がゆるんで骨盤が開いたままになっていると、その開いたスペースに内蔵が降りてきてしまいます。すると下腹がぽっこりと出て太っているように見えてしまいます。また、体は下がった内蔵を冷えや衝撃から守ろうとして、その周囲に皮下脂肪をつけはじめます。お尻や太もも、腰まわりに脂肪がつき下半身太りの体型になってしまいます。

内臓が下ると膀胱も圧迫を受けるため、産後は軽い尿もれを起こしやすくなります。この骨盤底筋のゆるみは、次の出産時に切迫早産のリスクも高くする可能性があります。

 

骨盤が歪みやすくなる

骨盤が開き、緩んだ状態は歪みも発生させやすくなります。骨盤の歪みは腰痛などといった体の様々な箇所に影響を与えてしまいます。出産後にO脚になる方、生理痛が重くなる方も少なくありません。これは骨盤の歪みが原因です。

さらに、骨盤の歪みは血行も悪くしてしまいます。

 

血行が悪くなる

骨盤の歪みや皮下脂肪が増えると、血管やリンパ管が圧迫されて流れが悪くなってしまいます。
溜まった老廃物も外に排出されにくくなるため、冷えやむくみの原因にもなります。ダイエットをしても脂肪が落ちない、足がむくむといった状態は血行の悪さが原因です。

骨盤矯正は出産後半年以内に行うのが目安です。半年以上経過してしまうと骨盤が開いた状態で固まり、矯正しにくくなってしまいます。
出産後の体調を考慮しながら、負担のかからない時期に骨盤矯正をしましょう。

 

産後骨盤矯正を行っている当院は、赤塚駅から近い水戸市松が丘にあります。骨盤矯正をお考えの方、腰痛でお悩みの方もどうぞ当院へお越しください。産後骨盤矯正で産後もすっきりボディを手に入れましょう。